おはようございます。せどりにも慣れてきてどんどん楽しくなってきたカワセミです。
前回は、おもちゃせどりに関して記事を書きました。
しかし、おもちゃ仕入を始めたもののアマゾンの新品仕入れは厳しいので販路は概ねメルカリとヤフオクになります。
詳細はこちらの記事を参照して下さい。
そのため、対策の一環として中古仕入にチャレンジする事にしました。
そしてまず選んだのが、この雑誌仕入です。今ではメインにしているせどりの1つです。
せどりと言えば本が王道ですが、その中でも特に雑誌はおすすめです。
今回は雑誌のせどりを始めた理由とメリット・デメリットについて書いていきます。
この記事の目次
①雑誌を選んだ理由
中古仕入を始めることを決意して最初に雑誌せどりを選んだ大きな理由は、新品おもちゃ仕入で学んだ「プレ値の商品を見つけて仕入に行く方法」を応用しやすいからです。
新品おもちゃせどりのリサーチ方法。プレ値のおもちゃの見つけ方!アマゾンコマンド(&pct-off=-0)が使えなくても大丈夫!
雑誌で狙うのも需要と供給の関係でプレ値になっている物がメインです。雑誌にプレミアなんてつくの?と思われるかもしれませんが、つくんです!
雑誌は基本的には一度発行されたものが、再発行される事はありません。そのため、市場からは時間が経つほど消える一方なので需要がある雑誌にはプレミアがつくんです。
例えばこんな雑誌です。
http://mnrate.com/item/aid/B00BVG85PY
とんでもない値段ですよね。これはプレミア雑誌として超有名な「僕の履歴書」という雑誌です。Amazonで4、5万で取引されています。
これはマッスル北村さんという伝説のボディビルダーの特集雑誌です。急性心不全で不遇の死を遂げた後も人気は衰える事なく、この雑誌の価格も上がるばかりです。
こんな雑誌が数百円でブックオフの棚に置いてあったら飛び上がっちゃいますよね。僕も出会った事はないですが、いつか出会う事を夢見みています。
流石にこの雑誌はハードルが高すぎるので、もっとライトなものを紹介します。
http://mnrate.com/item/aid/4835632737
81 JAPAN 2017 spring (ぴあMOOK)
YOSHIKIさんが表紙を飾っています。
これは僕が1番最初に仕入れた雑誌でもあります。ブックオフで300円で仕入れてアマゾンで2,700円で売れました。コンディションは「良い」で出品です。
販売手数料やFBA手数料などの諸々の手数料が850円ほどなので、2,700-300-850=1,550
1,550円程度の利益です。
売価に対する利益率は57%くらいです。
300円で仕入れて、1,550円利益がでるって凄い事ですよね。
こういう雑誌をブックオフのはしごで5冊も仕入れられれば7,000円でくらいの利益になるわけですから。
②実際に始めて感じたメリット
・参入障壁が少ない
仕入価格は安く、利益率は高いので初心者にうってつけです。さらに回転率が高いのも特徴的で販売しやすく、資金ショートを起こしにくいです。
仕入れる場所はブックオフがメインになりますが、ブックオフでは普通の雑誌を300円くらいで、高くても600円くらいで売っている事が多いです。通常の雑誌は、定価の1/3から1/2で値付けする事が多いように感じます。
そのためプレ値ななっている雑誌は利益が取りやすいです。
せどりを始めようとしている人には参入障壁が低くて特に良いと思います。
・ライバルが少ない
逆にライバルはめっちゃ少ないです。そもそもブックオフせどり自体をオワコンと言う人も多く、一時にくらべせどらーは少ないのが現状です。全然オワコンじゃないんですけどね!!
そのうえ、雑誌せどりになるとライバルはほぼ不在のブルーオーシャンです。
僕も店舗を回っていて、ライバルせどらーかなと思う人をごく稀に見かけますが、だいたいコミックとか専門書コーナーに行ってしまいます。
一度だけ雑誌をビームで全頭検索している人を見かけました。めっちゃ目立ってましたし、周りのお客さんは迷惑そうでした。しかも、狙いは医療系雑誌と専門書など分厚い物がおおく、他は無視していたので正直もったいないなと思いました。
皆さんは、むやみな全頭検索はやめましょうね。時間がもったいないですし、成長しません。
全頭検索に近い事は一度はやった方がいいですが、スマホで十分です。しかも、「こんな雑誌があるんだ」とか「このシリーズが人気なんだ」とか「この雑誌はこういう理由でプレ値なんだね」とかを学びたいながらやる検索です。もちろん周りのお客さんに迷惑かける事がないようにやりましょう。
・中古にしては購入・出品の手間が少ない
雑誌はかさばらないものが多いので仕入れが楽です。サラリーマンが仕事帰りによったり、主婦が買い物のついでに仕入れたり、子育ての合間に買いに行ったり、といった事が十分可能です。雑誌せどりの後、雑誌せどりの補助としてセット本せどりも始めましたが、セット本になるとこうはいきません。何冊も購入するので、がっつり買いに行く準備をして行く必要があります。
また、出品の手間も他の中古品に比べて少ないです。
例えば家電なら、動作チェック・キズや傷みのチェック・付属品のチェック・クリーニング・梱包など必要です。
DVDなら、1枚1枚キズや傷みをチェック・特典のチェック・梱包などの必要です。
セット本に至っては手間の塊です。そもそもセットを揃えるのが大変なうえ、揃えた後も値札剥がし・1冊ずつ検品・表紙のアルコールクリーニング・パッキングが待っています。
この点雑誌に関しては、値札剥がし・検品・表紙のアルコールクリーニング・パッキングといった作業はセット本と変わりませんが、なにせ一冊なのでとても楽です。
買うのにも、売るのにも手間が少ないのがメリットの1つです。
・トレジャーハント感覚で楽しみながらできる
雑誌せどりは、宝探しをするような感覚に似ています。
雑誌って非常に数が多くて、ブックオフの棚の中で一、二を争う面積を占めています。
そんな雑誌の中から狙っている雑誌を発掘さする作業さトレジャーハンティングさながらの楽しいものです。
見つからないと落ち込みますが。。
その分見つけた時の喜びはひとしおです。
③実際に始めて感じたデメリット
・店舗をハシゴする必要がある
1店舗あたりで沢山仕入れられることは稀なので、雑誌せどりをメインに据える場合は何店舗かハシゴする必要があります。
ただ、通勤帰りを利用して何日かに分けて仕入れればハシゴも必要ないので、そこまでのデメリットではないかもしれません。
・トレジャー感覚なので見つかるときと見つからない時の差が激しい
これは結構メンタルにきます。意気揚々と何店舗も仕入れに行ってもない時は全くないです。逆にあるときはまとめてどかっと仕入れられるのも特徴です。
特にはじめのうちは何回か見つからない日が続くと嫌になってやめてしまいがちですが、継続が何より大切です。
目利き能力も上がり、利益を取れる本のデータも蓄積するので、経験を積めばいい積むほど仕入れやすくなるからです。
今回は雑誌せどりのメリット・デメリットについて書いてきました。
次回は雑誌せどりをするにあたっての事前にリサーチのコツと、店舗リサーチのコツを記事にしたいと思います。
この記事が何かしらお役に立てれば幸い!それでは!