カワセミです!
「副業始めたいなー。」
「転売とかせどりとか始めたいけど何が違うんだろう?」
「なんか転売ヤーってイメージ悪い・・」
副業としてせどりを始めたいと思ったときに、そもそも「転売・せどり(せどらー)・転売ヤー」の違いについて疑問を持つ人もいると思います。
最初に結論を言ってしまうと、その定義の違いはあってないようなものです。
特に転売ヤーに関しては、世間のイメージで作られた定義という側面が強いので輪郭はとてもあいまいです。
なので、せどらーになるか、転売ヤーになるかは他人から見たら同じようなものかもしれません。
ただ、自分自身の納得感や倫理観の問題であって、この部分は副業を続ける上でとても大切だと思っています。
転売・せどり(せどらー)・転売ヤーの違いって何?
それぞれを説明する前に、言葉だけだとイメージがつかみにくいと思うので図にしてみました。
転売の中にせどりがあり、せどり(せどらー)の一部が転売ヤーという関係です。
転売って何?
まずは一番広い定義の「転売」です。
てん‐ばい【転売】の解説
[名](スル)買い取った物を、さらに他に売り渡すこと。またうり。「土地を転売して差額をもうける」
(出典:goo辞書-デジタル大辞泉(小学館))
つまり、買ってきて売ることなので、世の中の商行為のほとんどは転売です。
メーカー以外は、メーカーが作ったモノや素材、農産物を仕入れてそれをそのまま売るので、商社であれ、卸業者であれ、街の八百屋であれ転売を行っているという事です。
商売の基本ともいえる行為が転売という事ですね。
せどりって何?
次に「せどり」ですが、これは転売の一部です。
せ‐どり【背取り】
古書業界で、転売を目的として同業者や愛好家から古書を買い取ること。特に、掘り出し物を見つけて高く転売すること。
(出典:goo辞書-デジタル大辞泉(小学館))
せどりの語源は諸説ありますが、一番しっくりくるのはこれですね。
目利きの古本屋さんが、他の古本屋から高く売れる本を安く仕入れて、自分のお店や古本屋で売って差額で利益を稼いだことからこの言葉が出来ています。
「背」というのは本の背表紙のことで、目利きの人は本の背を見て利益商品を掘り出すことが出来たので、「背」を取るからせどりと呼ばれるようになりました。
せどらーというのは、このせどりをする人の意味で、現代用語ですね。
僕は自分のことを「せどらー」だと思っています。
というのも、先ほどのせどりの定義の中の「掘り出し物を見つけて」というところに価値を見出しているし、一番楽しい部分だと思っているからです。
せどらーというと、新品も扱いますがメインは中古品のイメージです。
中古の一点ものを掘り出してくる、まさに背取りですね。
新品の「掘り出し物」というと、ワゴンセールなどがメインになるので中古に比べると数が少ないです。
この「掘り出し物を見つけて」というのが、せどらーと転売ヤーの一番の違いだと思っています。
転売ヤーって何?
最後に「転売ヤー」ですが、一番あってないような定義です。
転売をする人なので、広くは商売のほとんどが転売ヤーなのですが、そう見ている人はいませんよね。
「せどらーも転売ヤーもおんなじ!」
こう思っている人も多いですが、僕は転売ヤーはせどらーの中の一部の人たちのことだと定義しています。
そしてまあ世間のイメージが悪い。笑
じゃあ、せどらーと何が違うかというと僕は次の点だと思っています。
- 新発売もしくは発売後間もない人気商品を扱う
- 局地的・瞬間風速的な品薄を利用して商売する
①は例えば、新発売するWiiや鬼滅の刃の限定物などです。
②は法律で規制される前のマスクの転売や、消毒液の転売などです。
いずれも「掘り出している」のではなく、先回りして買っている点がポイントです。
結局どれを選ぶかは本人の納得感次第!
「別に法律に違反してないし、問題ない」
転売ヤーに関してそういう意見もあります。
マスクなどの命にかかわるものを除けば、納得できる部分もあります。
そうやって品薄になることでブランド価値がより高まって、半ばそれを容認しているようなブランドもありますしね。
それの規制する・しないも含めて世の中回っていると思うからです。
ただ、人がやっていても何も思いませんが、自分がやるとなったら話は別です。
そこは個人の納得感の問題です。
何より、「気分よく、楽しんで、資産形成をする」をモットーにしているので、副業も楽しんでやるために、僕はせどらーとして「掘り出し物」を見つけに行きたいと思っています。
この記事が何かの参考になれば幸い。それでは!
せどりの相棒・楽天カード