カワセミです!
「SKUって何?!」
「何を入力すればいいの?」
Amazon(アマゾン)で出品するためにアカウント登録が終わって、初期設定も済んで、いざ商品登録!という段階でのつまずきポイントじゃないでしょうか。
この部分ですね。
結論を書くと僕は、「年月+連番」もしくは「連番」がベストなんじゃないかと思っています。
SKUとはそもそも何?
SKUというのは、Stock Keeping Unit(ストックキーピングユニット)の略で、物流用語で「最小管理単位」のことを言います。
ただAmazonでSKUというと、出品者がその最小の管理単位(商品)に設定する「商品管理番号」のことを指します。
商品を識別するための固有コードです。
そして、このSKUは「半角英数字で40文字以内」であれば出品者が好きに設定できます。
そのため、出品者毎にかなり使い方が異なります。
購入年月日、購入場所、購入単価、損益分岐単価、商品種類などなど自分が管理したい内容を記入します。
このSKUにかなりの情報を盛り込む人もいれば、ただの連番で済ませる人もいます。
「2020年5月1日にブックオフで3,280円で購入」という情報をこのSKUに記載するとすれば例えばこんな感じですね。
「20200501b3280」
bはブックオフの頭文字を入れたものです。
ちなみにFBA発送の場合、特にこのSKUが購入者にわかることもありません。
自己発送の場合は注文書にSKUが記載されてしまうようなので、知られたくない場合には記載内容に注意が必要です。
SKU設定の注意点は?
SKU設定の唯一の注意点は「同一商品で同一コンディションの場合1つのSKUに限る」という事です。
これはAmazonの規約に定められていることなので、違反するとアカウント停止などのペナルティーを食らう可能性があります。
これは特に「新品」の場合に影響する話です。
新品の場合は絶対やらない方がいいです。
例えばAという商品が2個手元にある場合、どちらもコンディションは一緒です。
これを、2つのSKUで登録してはダメですよという事です。
例えば001というSKUをつけて、個数2つで出品することが正解であり、001というSKUと002というSKUで分けて出品してはいけません。
「なんで?」
と思われるかもしれませんが、SKUを分けると商品ページの出品一覧に2つに分かれて記載されるからです。
つまり、ガシガシSKUを分けて出品すると、商品ページを独占することが出来てしまうからです。
イメージですが、こんな感じですね。SKUを分けることで商品ページを「カワセミ商店」で埋め尽くせるという事です。
これを思いっきりやった大手セラーのアカウントが停止されたという話も聞いたことがあります。
一方で中古の場合には、中古は基本的に1点ものなのでコンディションは違いますし、なかなか商品が被るという事もありません。
被った場合も中古の場合は新品のように厳しくは言われず、黙認されているような状態です。
例えば同じコンディション「良い」であったとしても、傷んでいる個所や程度も違いますし、そうすると商品説明も変わってきますからね。
むしろ同一のSKUで2つ出品する方がユーザーにとっては不親切だと思っています。
そのため、そこまでうるさくは言われないのだと思います。
もしも中古の場合で、同じ商品を同じコンディションで出品することが不安な場合は、「良い」と「可」など無理やりコンディションを分けて出品すればいいかと思います。
おすすめのSKU設定方法は?
僕がおすすめするSKU設定の方法は「年月+連番」か「連番」のどちらかです。
例えばですが、2020年5月1日に1つ、5月5日にも1つの商品を購入して出品した場合SKUはこのようにつけます。
「年月+連番」
202005001
202005002
「連番」
1
2
すごく簡単ですよね。
僕は最初「年月+連番」でやっていましたが、今は「連番」だけです。
なんでこんなに簡単でいいかというと、そもそもSKUでいろいろな情報を管理しない方がいいと思っているからです。
SKUに数字の羅列でたくさんの情報が書いてあっても、見づらいし在庫の管理もしにくいです。
それよりも、「商品台帳」としてエクセルで情報管理をした方がよほど効率的です。
せどりで儲かってくると、確定申告もしなければならず、結局のところエクセルで管理・計算する方が効率的です。
エクセルの台帳に情報はすべて集約しておいて、SKUはセラーセントラルとのリファレンスとして使うだけ、というのが僕のおすすめの使い方です。
僕はエクセルの台帳は商品台帳としての機能のほか、古物台帳の要件、さらにAmazonでエクセルの一括出品の必須項目も入れていて、一括管理できるように作っています。
そのため項目は多いですが、ほとんどの管理がこの商品台帳でできてしまうので非常に効率がいいです。
例えば「取引日付」「SKU」「JANコード」「商品名」「月初、購入、払出、月末数量」「月初、購入、払出、月末金額」、「Amazonでの説明文」などの項目を入れています。
いつ、どこから、何を、いくらで購入してきたのか?
それを、いつ、どこで、どんなコンディションで販売したのか?
こういったことを管理しています。
物販という副業の特性上、在庫の管理は非常に大切なので機能的な商品台帳を作って管理する方がSKUを充実させるより、よほど優先順位が高いです。
そのため連番だけでも十分ですが、「いつ買った商品だっけ?」というくらいの情報をセラーセントラルの在庫管理画面でもサッと見たい人は年月+連番がおすすめです。
まとめ
今回はAmazonでのSKU(商品管理番号)についての記事でした。
要旨をまとめると以下の通りです。
- SKUは基本的に同一商品・同一コンディションで1つ
- おすすめのつけ方は「連番」もしくは「年月+連番」の簡単なもの
- ただし、商品台帳の充実は必須
この記事が何かの参考になれば幸い。それでは!
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