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計算が合わない?Amazon期間別トランザクションレポートの見方を解説!

カワセミです!

Amazonの売上や売上金の回収に関して、皆さんはどんな管理をしていますか?

もし期間別トランザクションレポートを使っていない人がいたらすごく便利なのでおススメです。

ぜひ使ってみてください。

 

この期間別レポートだけでアマゾンでの「売上」「売上代金の回収」「手数料」「引当金(売掛金)」といったアマゾンに関する取引の全てを把握することが出来ます。

つまり、帳簿をつける際にもこのレポートだけで、Amazonでの売上関係の仕訳も作れてしまうという事です。

 

「期間別レポートの見方がわからない・・」

「なんか自分の計算と合わないんだけど・・」

ただ、長年アマゾンで取引をしている人でも、期間別レポートの見方がわからなくて苦労している人が多いようです。

今回はそんな、「期間別トランザクションレポート」について記事を書いてみようと思います。

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期間別トランザクションレポートの入手方法

まず「期間別トランザクションレポート」の入手方法から。

 

セラーセントラル→レポート→ペイメント

 

ペイメント画面になったら、期間別レポートタグを選択。

 

期間別レポートの画面の中の、「レポートを生成」というオレンジのボタンを押すと期間設定の画面がポップアップします。

ドラフトだと「月」にチェックが入っていて、このまま生成すると直近の1ヶ月のレポートが出力されるので便利です。

カスタムにチェックを入れて期間を自分で指定することも可能です。

そして、「レポート作成」ボタンをクリック!

そうすると、レポート生成中のステータスが表示されます。

 

すぐに生成は終わるので、最新の情報に更新をクリックするとダウンロードできるようになります。

エクセルでダウンロードできます。

期間別トランザクションレポートの見方

さて、実際にダウンロードしたエクセルを開いてみましょう。

一部目隠ししていますが、こんな感じでずらーッとトランザクション(取引)毎の明細が出てきます。

1から6行目まではレポートの説明で、7行目からがレポートです。

7行目の項目を以下に列挙します。

日付/時間、決済番号、トランザクションの種類、注文番号、SKU、説明、数量、Amazon 出品サービス、フルフィルメント、市町村、都道府県、郵便番号、商品売上、配送料、ギフト包装手数料、Amazonポイントの費用、プロモーション割引額、手数料、FBA 手数料、トランザクションに関するその他の手数料、その他、合計

すごく長大なデータですが、主に使用するところはそんなにないので安心してください。

それぞれの項目を簡単に説明してきます。

日付/時間

売上が確定した日時です。

FBAだと出荷時点ですね。

注文が入った日時ではなくて、出荷日時で売上になる点がポイントです。

決済番号

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それぞれのペイメント期間ごとに割り振られる番号です。

Amazonでは2週間に1度のタイミングで出品者へ販売代金の振り込みが行われるため、一か月単位でレポートを取得すると通常2,3種類の番号に収まることになります。

ほぼ使いません。

トランザクションの種類

取引の種類が記載されています。

注文、振込み、FBA 在庫関連の手数料、注文外料金などの表記がされます。

 

後段の「説明」の欄を見ると詳しくわかりますが、

”注文"は普通の売上、"振込"は代金の振込、"FBA 在庫関連の手数料"はFBA保管手数料など、"注文外料金"は大口出品月額登録料などが載ってきます。

どういった取引なのか判別する際に役に立ちます

注文番号

これはAmazonで勝手に振られる注文番号です。

取引の照会をアマゾンに対して行う場合などには使うと思いますが、普段は全く使いません。

SKU

出品者がその最小の管理単位(商品)に設定する「商品管理番号」のことです。

自身が設定したSKUが記載されます。

Amazonの出品者SKUとは?簡単で効果的なつけ方はコレ!

説明

売上取引の場合、説明欄に書かれるのはアマゾンのカタログに載っている「製品の名前」です。

それ以外の取引の場合は、「FBA保管手数料」「次が末尾の口座へ:○○」など「トランザクションの種類」欄の詳細説明が書かれています。

数量

販売された個数です。

Amazon 出品サービス

FBAを使っている場合、「amazon.jp」が記載されます。

特に使いません。

フルフィルメント

FBAを使っている場合、「Amazon」が記載されます。

特に使いません。

市町村、都道府県、郵便番号

購入者の住所のうち、都道府県までがレポートに記載されます。

商品売上

商品の売上金額です。

この「商品売上」以降の欄は金額が記載される欄になります。

 

この商品売上は、消費税別である点は注意が必要です。

つまり、このままでは自分の設定した販売価格と合いません。

この「商品売上」から項目の最後の「合計」までが自分の計算と合わないと疑問に思っている人が多いようです。

詳細は後段で説明します。

「商品売上」よりも「合計」欄の方が帳簿管理には使いやすいと思います。

配送料

出品者が設定した配送料が記載されます。

FBAの場合は配送料は設定しませんので基本的に0になります。

ただし、アマゾンがキャンペーンを行っていると「プロモーション」欄との兼ね合いで金額がプラスで記載されることがあります。

しかし、「プロモーション」欄に記載の同額のマイナス金額と相殺されて0になるので実質意味はありません。

手数料

この手数料欄に記載されるのは、販売手数料販売手数料への消費税カテゴリー成約料カテゴリー成約料への消費税です。

この手数料も自分の計算と合わないと悩んでいる人がいますが、大きくは消費税が抜けているのとカテゴリー成約料がかかる商品なのに成約料を入れ忘れているのが原因です。

Amazonの手数料表記は、HPやセラーセントラル上では税別表記(安く見える)されていますが、実際には消費税が逐一かかるので計算がずれる原因になります。

FBA 手数料

FBAの発送代行手数料が記載されます。

こちらも消費税がかかることは注意です。

副業のせどり(転売)でもアマゾン出品するならFBAを使わない理由なし!

トランザクションに関するその他の手数料

基本的にこの欄は空欄になります。

その他

その他の取引の金額が記載されます。

代表的なものは、FBA保管手数料と代金振込みです。

「トランザクションの種類」、「説明」欄と合わせてみると金額の内容がわかります。

合計

一番大切な欄です。

正味の金額が記載されるところです。

売上であれば各種手数料を引いた後の金額になります。

この正味の売上欄がのちの回収金額にもなるわけで、一番重要な金額と言えます。

売上の計算が合わない?レポートの確認方法

さて、上記のように項目を説明してきましたが、金額が記載されているのは「商品売上」~「合計」欄になります。

サンプルとして、いい感じの取引を何件か抜粋して図にしてみました。

きちんと管理したい人は、自分の設定した売上からかかる手数料まで管理したいと思うものですが、試しに検算してみても合わなくて「ヤフー知恵袋」などの質問にも多く上がっています。

売上→手数料→合計の順に並んでいるので、売上から手数料を引いて正味金額の計算をしたくなりますが、単純にマイナスするだけだと合計欄と整合しません

試しに一番上の商品売上5,636円のもので1件見てみましょう。

①-②-③=5,636-1,177-282=4,177円

4,177円と合計の4,741円が一致しませんね。

その理由は先ほども書きましたが、「消費税」です。

売上にかかる消費税を控除した後の金額を「商品売上」としているため、その前に消費税控除前の売上欄を作ってくれればわかりやすいんですが、それはないんですよね。

消費税別の売上金額は事業者にとっては重要ですが、副業で個人でやっている場合、年間売上が1,000万円に行かない場合がほとんどなので、消費税の納税義務もなくて消費税別の売上には余り意味がないんですよね。

じゃあ、1つ欄を自分で追加して検算してみましょう。

①’の「消費税込み」という欄を追加しました。

消費税込みの計算方法は商品売上×1.1です。

消費税10%分を上乗せするという事です。

5,656円×1.1=6,200円

この6,200円が販売価格として設定したものです。

では合計欄までの検算をしてみましょう。

①’-②-③=6,200-1,177-282=4,741円

ぴったり一致してすっきりしましたね。

あと、②、③の手数料の内訳について解説します。

手数料の内容

先ほども書きましたが、この手数料欄に記載されるのは、販売手数料販売手数料への消費税カテゴリー成約料カテゴリー成約料への消費税です。

例えば先ほどの1番上の商品はDVDになります。

DVDの販売手数料は15%、カテゴリー成約料は140円です。

これらに消費税がかかるので、先ほどの例で行くと販売手数料は売上代金6,200×15%×1.1=1,023円

カテゴリー成約料は140×1.1=154円

両方合わせて1,177円になります。

これで手数料欄とぴったり一致です。

FBA 手数料の内容

FBAの発送代行手数料が記載されます。

発送代行手数料は商品のサイズによって異なりますが、上記の小型サイズの282円(税込み)になります。

なぜかこの手数料だけはHPも税込み表示なので、余計に紛らわしいですね。

細かく気になる人は AmazonHP 出品サービス:FBA手数料 を参考にしてください。

期間別トランザクションレポートの活用方法

さて、この期間別トランザクションレポートですが、一番の活用方法はこのレポートだけでアマゾンの販売にかかる仕訳が作れてしまうので、帳簿管理にとても役立つことです。

今回は、個人が副業でAmazon販売をやっているケースを前提としているので、消費税計算もない一番簡単なパターンで解説します。

こちらの表は話を分かりやすくするために、一部加工と改変をしています。

実際には1ヶ月の取引はもっと数が多いですし、口座への入金も2回行われますが、考え方は全く同じなので参考にしてみてください。

 

まず使う数字は「合計」欄だけです。

合計欄は売上でいうと、販売手数料等が除かれた正味の売上になっていますが、わざわざ販売手数料を売上と別建てで管理する意味はあまりないので、手数料控除後の金額を売上として扱います。

上記の図だと合計で73,287円が売上になります。

これを仕訳で表すと以下の通りです。

売掛金73,287円/売上73,287円

 

次に、「説明」欄に”次が末尾の口座へ: 231”と書かれている行は売上代金の入金です。

仕訳にすると以下の通りです。

現金(預金)52,383/売掛金52,383円

先ほどの売上に対応する売掛金73,287円と回収された売掛金52,383円の差額は回収されていない売掛金(アマゾンの引当金)になります。

Amazonでは、購入者からの返品に備えて一定期間(到着予定日から1週間)の売上代金の入金が留保されるため、実際には返品が全く行われなかったとしても代金の回収にはタイムラグが出来ることになります。

 

最後に手数料関係ですが、売上から控除されている販売手数料、カテゴリー成約料、FBA手数料(発送代行手数料)以外の手数料はそれぞれ1行として表示されます。

上の図だと、「説明」欄にFBA保管手数料:SellerPayments_Report_Fee_Subscriptionと書かれているものです。

保管手数料はFBA倉庫に預けている在庫の量に応じてかかる手数料です。

SellerPayments_Report_Fee_Subscription大口出品月間登録料のことです。

大口出品月間登録料は税別4900円なので、消費税を入れると毎月5,390円になります。

これらを仕訳にすると以下の通りです。

手数料(販管費)8,323/売掛金8,323

これらの手数料の支払いも売上代金から充当されるので、手数料の相手科目は売掛金になります。

逆に言えばこれらの手数料も差し引いた残りが入金されるという事です。

そして、さらに残った差額の売掛金(アマゾンの引当金)が来月に引き継がれて来月以降の入金で回収されるという仕組みです。

73,287-52,383-8,323=12,581円

この例の場合、12,581円が引当金として留保されているという事になります。

 

このように、1か月の期間別トランザクションレポートを使うとこで、アマゾンにおける販売、回収、手数料の仕訳を簡単に作ることが出来るため、特に副業でやっている人には便利だと思います。

本業の販売業としてやっている場合には、そもそも売上から販売手数料を直接控除するか否かという判断や、消費税計算の問題もあるのでもう少し複雑になりますが、副業として雑所得の納税計算に使うなら、必要なのは利益額なのでこの仕訳で十分事足りるという事です。

まとめると以下のたった3つの仕訳です。

売掛金73,287円/売上73,287円
現金(預金)52,383/売掛金52,383円
手数料(販管費)8,323/売掛金8,323

まとめ

今回は期間別トランザクションレポートについて書いてきました。

便利なレポートですが、一部見にくい箇所やクセがあるので、「自分の計算と合わない!」とあきらめてみていない人も多いようです。

納税計算だけでなく、日々の戦略を立てる上でもいろいろと数字の分析ができる非常に有用なレポートだと思います。

ぜひ活用してみてください。

 

この記事が何かの参考になれば幸い。それでは!

 

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参考記事

Amazon出品で個人情報を晒したくない!バーチャルオフィスとSMARTalk(スマートーク)で解決。


 

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カワセミ

都内の某企業でサラリーマンをしているカワセミと申します。 副業で資産形成を目指しています。 公認会計士の資格を持っていますので、そういった視点からもこのブログを作っていけたらと思います。

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