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せどりお役立ち情報

新品せどりVS中古せどり!初心者におすすめは?メリット・デメリット比較表で解説。

2020年3月9日

カワセミです。

皆さん副業は順調でしょうか?

それとも「これからやってみたいなー」と迷っている段階でしょうか?

副業で定番の「せどり」ですが、大きく分けて「新品せどり」「中古せどり」があります。

僕は新品おもちゃせどりから初めて、今では中古せどりがメインです。というか、ほぼ中古せどりです。

「新品せどり」と「中古せどり」どちらにもメリット・デメリットがあるので、今回はそれを対比して解説していきたいと思います。

すでにせどりをされている人にも、これからやってみようかなと思う人にも、参考になればいいと思っています。

先に結論だけ書くと、僕のおすすめは「中古せどり」です。

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新品VS中古 メリット・デメリットの比較表で解説!

まずは早速、対比表です。

メリットデメリット
中古せどり販路が限定されにくい古物商の免許が必要
利益率が高い再現性が低い
値崩れのリスクが低い店舗仕入が基本
少ない資金から実行可能作業量が多い
amazon真贋調査が発生しにくい
世間の反発が低い
新品せどり古物商の免許が不要販路が限定されやすい
再現性が高い利益率が低い
ネットで完結できるケースもある値崩れのリスクが高い
作業量が少ない多くの資金が必要
amazon真贋調査が発生しやすい
世間の反発が高い

このように、新品と中古のせどりはその性質がほぼ逆なので、メリット・デメリットもトレードオフ(どっちかの長所がどっちかの短所と反対になる)の関係にあります。

僕は「中古せどり」推しなので、中古せどりのメリット・デメリットを基準に、新品せどりのデメリット・メリットも併せて解説していきますね。

①中古メリット:販路が限定されにくい VS 新品デメリット:販路が限定されやすい

仕入れた商品を売る販路ですが、代表的なものだと「アマゾン」「メルカリ」「ヤフオク!」があります。

中古せどりは、いずれの販路も使えます。

しかし、新品せどりの場合は、アマゾン」が使えないケースが多いです。

特に個人が行う新品せどりの場合は当てはまります。

新品の場合「アマゾン」が使えないというのは、メーカーや卸売り業者から仕入れた商品はアマゾンで「新品コンディション」で出品できますが、ドン・キホーテやヤマダ電機などの小売店から仕入れた商品は「新品コンディション」では出品できないという事です。

一番巨大で、商品が売りやすいAmazonという販路が使えないのはめちゃくちゃ痛いです。

一方で中古の場合には、もちろんアマゾンで中古コンディション(ほぼ新品、非常に良い、良い、可のいずれか)で出品すれば問題ないので、販路が限定されることはありません。

 

といっても、ドンキとかの小売店で買ったものを「新品」で出品しているセラーはたくさんあると思います。(というか新品せどりをやっている人のほとんど?!)

ちょっと前までのアマゾンの規約上はOKだったので知らずにそのままやっている人、グレーゾーンと認識しながら割り切っている人、両方いると思いますが、個人的にはおすすめしません。

Amazonの「新品」出品がどんどんと厳しくなっている経緯から、そのうち抜き打ちで納品書などのエビデンスを要求されたり、提出できなかったらペナルティーなんてことも十分あるんじゃないかと思います。

詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

Amazonの新品、メルカリの新品、ヤフオクの新品、古物営業法上の新品。定義を比較解説します。

アマゾンで出品制限を解除しても新品出品は禁止?!小売店から仕入れたものは「新品」で出品できません。

②中古メリット:利益率が高い VS 新品デメリット:利益率が低い

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利益率が高いことも中古せどりの良いところです。

基本的に新品せどりは、中古せどりに比べると利益率は低いです。

利益率というのは、売上に占める利益の割合のことです。

例えば1,000円で売って、利益が100円なら、100円÷1,000円×100=10%

10%が利益率になります。

中古せどりの利益率が高いのは、中古はトレジャーハンティングみたいな感じでお宝商品を探しに行くので必然的に利益率は高くなります。

一方で新品せどりは、利益が薄くても、同じ商品を数売って利益を稼いでいくのがメジャーな方法になります。

一点ものを探しに行って、一撃で利益をとるのが中古せどり、数をこなして利益を重ねていくのが新品せどりです。

僕の経験上ですが、中古せどりの平均利益率は20~25%、新品せどりは10~15%くらいのイメージです。

③中古メリット:値崩れのリスクが低い VS 新品デメリット:値崩れのリスクが高い

中古せどりは一点もの狙いが基本なので、新品せどりに比べて値崩れは起こりにくいです。

逆に新品せどり値崩れのリスクが高いです。

イメージしてもらえればわかると思うのですが、新品の商品はどの店舗・どの業者で購入しても状態が同様ですよね。

例えば、ゲオやドン・キホーテで「新品商品が安い!」と飛びついて購入しても、実は他の店舗でも同様の値下げや価格で売られていることがあり、せどらーがこぞって購入している、なんていう事はよくある話です。

それを実際にAmazonに納品した段階ではライバルも納品していて価格競争が激化するという仕組みです。

さっきも書いたように、小売りからの購入品はアマゾンでは新品出品できないのですが、やっている人がはたくさんいるのでこのようなことが起こります。

また、Amazon以外の販路のメルカリやヤフオク!でもライバルが増えれば、価格は安くなるので同様のことが言えます。

④中古メリット:少ない資金から実行可能 VS 新品デメリット:多くの資金が必要

先ほどの、「②中古メリット:利益率が高い VS 新品デメリット:利益率が低い」にも関係するところなのですが、中古せどりの場合は少ない資金から始めることが出来ます。

一方で、新品せどりの場合は仕入に多くのお金がかかるので、初期の資金は多く用意する必要があります。

利益率が高いという事は、同じ金額を稼ごうと思っても、仕入の金額も少なくて済むからです。

例えば、1万円の利益をあげたいと思った場合で考えてみましょう。

話を分かりやすくするために、販売手数料などの費用は無視して、売上と仕入金額だけで考えます。

中古の利益率が20%、新品の利益率が10%と仮定した場合、中古の場合は40,000円の仕入、新品の場合は90,000円の仕入が必要になってきます。

【中古】

売上50,000円‐仕入40,000=利益10,000円

10,000円÷50,000円×100=20%(利益率)

 

【新品】

売上100,000円‐仕入90,000=利益10,000円

10,000円÷100,000円×100=10%(利益率)

このように、小資金からチャレンジできるのも中古せどりのいいところです。

⑤中古メリット:amazon真贋調査が発生しにくい VS 新品デメリット:amazon真贋調査が発生しやすい

アマゾンの真贋調査というのは、Amazonで販売している場合に、本当にこの商品は「本物ですか?」という調査がアマゾンから入るというものです。

真贋調査には、初心者(セラーとして1年未満くらい?)をターゲットにしたランダム調査と呼ばれるものと、ピンポイントの真贋調査2種類があります。

ランダム調査の方は、ランダムで出品のいくつかが選ばれ、請求書と販売証明書(ブランド証明書)を要求されます。

ピンポイントの調査と比べるとハードルがめちゃくちゃ高いです。

請求書や販売証明書なんて、基本的にメーカーや1次卸から購入していない限り2つとも用意するなんて難しいんじゃないかと思います。

つまり、小売店から買っているような商品を新品として出品していたら、あるのは店舗のレシートだけなのでこの調査をクリアするのは非常に難しくなります。

ランダム調査は厳しいので、クリアできないとアカウント停止になりえます。

一方で、ピンポイントの真贋調査ですが、これは購入者からのクレームメーカーからの依頼で入ります。

「これ買ったけど偽物なんじゃない?」

「うちが作った商品は、この出品者に販売許可した覚えはないよ?」

といった感じです。

こちらの方がハードルは低いです。

同じく請求書業務改善書が要求されますが、レシートやクレジットカードの明細などで何とかなるケースも多いです。

また出品を取り下げ、出品を削除して、「もう同じものは出品しません」と告げるだけでOKの場合もあります。

 

ちょっと、真贋調査の話になって話がずれてしまいましたが、何が言いたいかというと、新品出品の方が真贋調査は入りやすいです。

中古だと入らないというわけではないですが、新品に比べたらいずれの真贋調査でも、真贋調査が来る確率は低いです。

中古だとゲーム機本体や家電で真贋調査が入ったという話は聞いたことがありますが、それでも数は少ないです。

また、中古本やDVDなどで入ったという話は、僕は聞いたことがありません。

特に初心者のうちは真贋調査が来やすいので、Amazonでせどりをしていきたい場合には「中古」の方がいいんじゃないかなと思います。

⑥中古メリット:世間の反発が低い VS 新品デメリット:世間の反発が高い

世間の反発が低いと書きましたが、要は自分の中の納得感の問題です。

転売自体は、世の中のほとんどのもの(メーカー以外)は転売であり、正しい経済活動であり、資本主義の原則にのっとったもので何の問題もないという主張があります。

僕も基本的にその通りだと思います。

ただ事実として、せどりや転売の世間のイメージは良くないです。

 

僕も基本的にその通りだと思うと書きましたが、例外はあります。

それは①法に触れるもの、②倫理上納得できないもの、2つです。

①の法に触れるものや罰せられるものはもちろんやっちゃダメですし、やらないです。

古物営業法とか、薬事法とかに触れる「古物」や「薬」を無許可で扱ったり、偽物のブランド品を売ったり、チケットの高額転売をしたりといった行為です。

 

ただ、たぶんせどりのイメージが悪くなっている一番の要因は②に関するものが注目されるからだと思います。

これは、わかりやすく言えば「コロナウイルスの感染拡大時におけるマスクの買い占め、高額転売」「新発売商品の予約販売買い占め、転売」のようなケースです。

つまり、人の命にかかわるようなものを商売のネタにしちゃったり、誰もが発売を楽しみにしていてよーいドンで買えるはずのものを特殊な方法で買い占めるとかですね。

これも僕はやりません。

ちょっと極端ですが、「骨董品の壺が超高額になるのは納得できる、でも新品のマスクが高額になるのは許せん!」と思っている人は多いと思います。

すでに発売から日数が経過しているものなど、新品せどりのすべてが嫌だなと思うわけではないですが、中古の方が自分も納得できるので、僕は中古のせどりの方が好きですね。

これは、法を犯さない限り、個人の納得感や倫理感の問題なので、やりたい人はやればいいと思いますが、僕はやりたくないのでやらないという事です。

 

あと、もう一つ、中古せどりは付加価値を追加できるというのも良いところだと思います。

中古はそれぞれが1点もので、同じ商品であったとしても、そのコンディションはそれぞれ全く違います。

Amazonに出品する際にも、写真の添付、丁寧な説明文などで消費者に付加価値を提供することが出来ます。

Amazonの出品を見てもらうとわかるのですが、大手の業者なども中古品を出品していますが、説明文は定形的なもので、写真もありません。

例えば、「極力状態の良いものを扱っておりますが、特段の説明がない場合、付属品は付属いたしません。」みたいな感じですね。

どっち?全然わからないですよね?笑

それを、「付属品は揃っているのか?傷や汚れはあるのか?あるならどこにあるのか?どんな状態なのか?」

こういったことを、説明文や写真で説明できれば、それは購入者にとって安心感となります。

販売者にとっては値段を高くしても売れる、購入者にとっては安心して納得感のあるものを購入できるという双方のメリットが生まれます。

①中古デメリット:古物商免許が必要 VS 新品メリット:古物商免許が不要

中古せどりの最大のデメリットというか、始めるにあたり二の足を踏んでしまう最大の要因が「古物商」ではないでしょうか。

中古せどりを行うなら、古物商ライセンスは必須です。

一方で一般的な、新品せどりの場合には古物商は不要です。

古物商免許は取るのに多少手間と時間、お金がかかるので、特にこれからせどりを始めようと思っている人にハードルになるのはわかります。

ただ、取得自体は特段難しいものではないですし、お金がかかってもいいなら、行政書士に丸投げすることもできます。

僕は行政書士に丸投げでやってもらいました。

古物商取得にかかる費用で20,000円くらい、行政書士に依頼するならプラスで40,000円くらいが相場です。

古物商ライセンスを持っていれば、差別化にもなりますし、一度とってしまえば済む話なので、「これからせどりで副業していくぞ!」という人は取った方がいいのかなと思います。

ただちょっと試しに、まずはせどりを体験してみたいという場合には、ここまでする必要はないと思います。

その場合は、新品の商品を仕入れて、Amazonではなくてメルカリやヤフオク!で売ってみることをお勧めします。

そうすれば古物商免許もいらず、Amazonの規約に引っかかることもありません。

それでうまくいきそうなら、本格的に古物商の取得も考えて中古にもチャレンジしてみるというスタンスでもいいかなと思います。

個人の古物商免許の取り方と必要書類、費用は?行政書士に依頼するのはあり?

②中古デメリット:再現性が低い VS 新品メリット:再現性が高い

中古せどりのデメリットとして再現性が低いという事も上げられます。

基本一点もので、コンディションもそれぞれの中古品は、まったく同じものが仕入れられるという事はないので、利益商品を見つけても、それを継続できるか?という「再現性」の面で新品に劣ります。

新品せどりは、仮に”自分だけの”利益商品を見つけてしまえば、同じものを継続して仕入れて、継続して利益を上げていけるという再現性は高いです。

ただし、”自分だけの”と強調したように、ライバルも仕入れられる品だと、価格崩壊が起こりやすいので、独自の仕入れルートが必要になります。

メーカー直仕入とかですね。

つまり、新品仕入は仕入先を開拓出来たら強いですが、それまでのハードルが非常に高いという点では注意が必要です。

③中古デメリット:店舗仕入が基本 VS 新品メリット:ネットで完結できるケースもある

中古せどりのメインの仕入先は、ブックオフなどの実店舗になるので、店舗までいかなければ仕入が出来ないという点はデメリットと言えます。

一方で新品せどりは、場合によってはネットで完結できる場合もあります。

電脳せどりやメーカー直仕入などの場合には、ネットで検索したり、メーカーとメールでやり取りしたりと、家にいて完結できることもあるので、ネット完結できるというメリットはあります。

ただ、これは人それぞれかもしれません。

僕の場合は、外にでて、ショッピングに行く感覚でお宝を探すのは楽しいですし、いい運動になるなとも思います。

ただ、家から出たくない!という人もいるので、これは人それぞれでしょうか。

④中古デメリット:作業量が多い VS 新品メリット:作業量が少ない

これは、中古せどりの明確なデメリットです。

中古せどり作業量が多いです。

検品や梱包、説明文の記載など仕入以外の間接作業は確かにすごく大変です。

僕も大嫌いです。笑

一方で、新品せどりの場合は、検品、梱包、説明文の記載などは基本的に必要ないので、間接作業時間でみると、中古せどりよりも作業量は少ないです。

こればっかりはどうしようもないですね。

性能のいいPCやプリンター、バーコードリーダーなど備品をそろえたり、台帳のつけ方を工夫して、間接作業の傷みを軽減するくらいしかありません。

中古せどりをするならあきらめてください。

外注をするという手もありますが、副業レベルでそれをやるのもなかなかハードル高いかなと思います。

 

 

さて、今回は中古せどりと新品せどりのメリット、デメリットを比較しながら書いてきました。

まとめていってしまえば、中古せどりは「古物商」問題さえクリアしてしまえば、参入障壁は低く、初心者には取り組みやすいと思います。

ただ新品にももちろんメリットはあるので、最初はヤフオク!やメルカリで販売できる新品を仕入て中古せどりの補助にしていくのは全然ありです。

そのうち、どうしてもアマゾンで新品がやりたい場合には、中古せどりから経験を積んで、そのうちにメーカーや卸からの仕入にチャレンジすればいいんじゃないかなと思います。

この記事が何かの役に立てば幸い!それでは!

 

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参考記事

せどり転売で最強のおすすめクレジットカードはなに?店舗せどりでも電脳仕入でもこれ一択!僕はこれ使ってます。

 

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  • この記事を書いた人

カワセミ

都内の某企業でサラリーマンをしているカワセミと申します。 副業で資産形成を目指しています。 公認会計士の資格を持っていますので、そういった視点からもこのブログを作っていけたらと思います。

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