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投資で資産形成

【緊急投稿】金と石油、コモディティで明暗分かれる。石油関連株買い増し。

2020年4月27日

注意

この記事には投資に関する情報が含まれています。

しかし、あくまで個人の意見・考えです。

これらは記録、情報提供を目的としたものであって、投資行動及びその他の行動の勧誘・助言を目的として記載しているものではありません。
各人の行動(投資行動を含む)においては、ご自身の判断と責任において行うようにお願い致します。

カワセミです!

 

コロナショックから早2か月が経過しました。

2020年2月の末くらいからダウが急落し始めて、現在で2か月ほどです。

前回記事

【緊急投稿】米国株(ダウ)は引き続き2番底を意識。金鉱株は同意づく。

さて、前回までの記事でも書いた通り、当ブログ「資産形成クエスト」でも米国株による資産運用をしていますが、それは最近開始したものです。

2020年1月からの開始なので、開始直後で速攻大暴落です。

もっとゆったりと積立投資について記事を書いていくつもりでしたが、コロナショックにより予定を前倒して米国株に関する投稿を始めました。

しばらくは1週間に1度くらいは米国株に関する記事を上げていこうと思います。

 

 

ちなみにブログ以外のプライベートでは2014年から米国株投資を始めていて、プライベートの投資方針は以下の通りです。

【投資方針】

①米国株(アメリカ株)の長期積立投資

②長期逆張り投資

ポートフォリオでいえば①が80%、②が20%ほどを占めています。

なぜこの投資方針なのか?のもう少し詳細な理由は、初回の記事をご覧ください。

【緊急投稿】コロナショックで米国株投資はどうなる?今後の投資戦略について。

 

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①現状の整理

まず現在の市場の状況整理です。

●株式市場

【現在のチャート】

(引用:ヤフーファイナンス

2月末から始まったコロナショックによる大暴落から1か月半経過して、市場は落ち着きを取り戻し、下落から一転上昇しています

僕はこのまま上昇が続いて、元の水準以上にすんなり回復するとは思っていません。

相変わらず、引き続き市場は2番底を意識した動きになるかと思っています。

 

理由としては、コロナショックが実際の経済、企業業績に与える影響がいまだ不透明なためです。

米国株の決算が明らかになり始めましたが、それは1月~3月までの第1四半期の決算です。

やはり第1四半期でも影響は甚大ですが、コロナショックは4月以降の方が影響が大きいと考えられるため、第2四半期の決算はさらに影響が出ることが予想されます。

ただ、コロナウイルスの影響がどこまでのものになるかは不透明ですし、このまま上昇を続けるのか?はたまた大きな下落があるのか?これはだれにもわかりません。

 

しかし、いずれにしても相変わらず現在の状況は絶好の買い場だと僕は考えています。

●為替

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為替に関しては、現在1ドル107円の真ん中くらいですね。

コロナショックの直後からピーキーな動きが続いていましたが、最近は落ち着いています。

(引用:ヤフーファイナンス

 

今後も傾向としては円高(ドル安)の傾向にしばらく行くのではないかと、僕は思っています。

ただ、「長期的に考えればドル高、米国株高」という自分の予想には全く変わりはありません。

●金価格(ゴールド)

僕はプライベートの投資のうち、長期逆張り投資として金鉱株を購入して保有しています。

そのため、ゴールドの現状も整理していきます。

また、金や金鉱株に投資をしていない場合でも、金価格の推移というのは株式やそのほかの市場を占う上で非常に有用です。

「お金(通貨、貨幣)」がつまるところは概念であり、モノやサービスとの交換に耐えうる「信用」の塊であること、現在の通貨が金(ゴールド)との兌換紙幣(だかんしへい)を起源とすることを考えれば、金は最も信頼性の高い安全資産という事も出来ます。

*兌換通貨というのは、金との交換を保証することで、その通貨の信用性を担保していた通貨のことです。つまり、金と交換できるんだから、この紙切れには価値があるんですよという事です。

現在はこのような兌換通貨を基本とする、「金本位制」は採用されておらず、日本もアメリカも金との直接の交換義務のない通貨を使用する、「管理通貨制度」が採用されています。

 

つまり何が言いたいかというと、「このような普遍的な「価値」「信用」を有する金の動向は、通貨とも、他の資産とも影響しあっているため、その動向は重要です」という事です。

特に世界の基軸通貨である「ドル」と「金」の関係は重要です。

よく、「円高になると金価格が高くなる」というような話がされますが(専門家の人であっても)、これは正確ではなくて「ドル安になると金価格が高くなる」が正確です。

世界の基軸通貨はドルなので、ドルの価値が低くなれば、相対的に金価格が上昇するという事です。

 

さてそんな金相場ですが、僕は今一番この金相場の値動きが気になっています

そして暴騰を期待しています

さて、そんな金相場ですが、4月24日現在1トロイオンス当たり1,745ドル程度となっています。

(引用:nikkei225jp HP)

前回の記事の時点(4月13日)の1,740ドルと水準はほとんど変わりませんが、グラフの通り依然として上昇トレンドの中にあり、今後も上昇を期待しています。

先日、バンカメ(バンクオブアメリカ)が金相場の目標値を3,000ドルと大幅に引き上げていましたね。

従前は2,000ドルに設定されていたことから大幅な目標値の増加です。

3,000ドルというと現在の水準のおよそ倍なので、相当強気な予想にも見えますが、僕は全然あり得る数字だと思っています。

もしかしたらパッシングポイントにすら過ぎないのでは?と思っています。

 

大きな理由としては、前回の記事でも書いた通り、各国の(特にアメリカの)量的金融緩和の大きさからです。

アメリカに至ってはジャンク債の購入すら始めているので、本当に際限なしといった様相です。

そうなってくると市場にお金があふれるため、お金の持っている価値は希薄化され、インフレが起きやすい状況になってきます。

 

まず第一にインフレが起これば物の価格が相対的に上がるので金も他モノ同様に価格が上昇すると考えられます。

さらにそれよりも大きな要因となりそうだと考えているのが、余ったお金が金市場に流れ込むことだと思っています。

金利も実質ゼロ金利と非常に低水準であることから利息を生まない金への投資ハードルが下がっています。

また、「有事の金」としての需要が依然として高くこちらも金市場へお金が流れる理由です。

金の市場自体は株式市場などの巨大マーケットに比べれば非常に小さなものなので、金市場に巨額の資金が流れめば、価格が暴騰することが予想されます。

 

さらに金鉱株となると、その金価格にレバレッジが効いているので、さらなる暴騰が期待できます。(レバレッジが効いているという事は、逆に価格が落ちるときもすさまじいという事です。)

 

②今後の投資戦略と考え方

僕の投資方針(プライベート含む)は大きく次の2つです。

 

①米国株(アメリカ株)の長期積立投資

②長期逆張り投資

ポートフォリオでいえば①が80%、②が20%ほどを占めています。

 

そのため、前回の記事でも書きましたが、以下の通り進めていきます。

①ドル建てMMFを解約→米国株を買い進む

②金鉱株が上昇した場合、リバランスしながら米国株を買い進む

 

①ドル建てMMFを解約→米国株を買い進む

すでにMMFは3月24日に全部解約して1回目の米国株の購入を3月25日に完了しました。

1回目に購入した銘柄はエクソンモービル(XOM)、バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)の2銘柄です。

 

また続いて2回目の購入も4月8日に実施しています。

購入した銘柄はシェブロン(CVX)、バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)の2銘柄です。

 

3回目の購入は4月23日に実施しています。

購入したのはアルトリア(MO)、バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)の2銘柄です。

 

これで現在、解約したMMFのうち約50%を購入に充てたことになります。

金鉱株が上昇した場合、リバランスしながら米国株を買い進む

保有しているニューモントマイニング(NEM)が購入価格の3倍に達したため、保有している株のおよそ1/3を売却しました。

金相場のところでも書きましたが、金鉱株のさらなる暴騰を予想しています。

そのため今回の売却は打診売りであり、本格的な売却ではありません。

この売却でできたCashの約半分をシェブロン(CVX)とアルトリア(MO)に投資しました。

今後金鉱株の上昇に伴ってさらなる売却をしていこうと思っています。

ちなみに僕が保有している金鉱株は以下の4銘柄です。

バリックゴールド(GOLD)、ニューモント・マイニング(NEM)、ハーモニー・ゴールド・マイニング(HMY)、マッキュアン・マイニング(MUX)

 

今回の金価格及び金鉱株の上昇で意外というか、期待外れだったのが、HMYとMUXの上りが鈍いことです。

これらは小型の金鉱株で、金の価格に対する感応度が非常に高いと予想して、金鉱株の指針のような役割を果たしてくれるものとして購入していました。

金価格が上がり始めた場合、まずはこういった小型株が暴騰すると期待していたという事です。

現在のところ全くの期待外れです。

 

指針どころか、ABXやNEMといった大型株の足を引っ張っています・・

やっぱり株は予想通りになんていかないですし、それが短期の事象となればなおさらですね。

 

しかし、この状況で石油株(XOM、CVX)やタバコ関連銘柄(MO)に集中投資しているので、客観的に見るとかなりやばい人ですね。

ただ、長期逆張り投資の性質上仕方ない部分ではあります。

この調子で金鉱株がさらに実ってきたら、その分の資金は次の石油関連銘柄やタバコ関連銘柄に投資していく予定です。

(現在のように石油銘柄やタバコ銘柄が割安の水準で放置されたままだったらですが。)

ものすごい精神的には消耗しますが、歯を食いしばって買い進みます。

 

当初の僕の予想は、コロナショックから相場が立ち直って、再び強気相場に戻るのに半年以上かかるものと予想していました。

そのため僕のベストシナリオは以下の通りです。

・3月~5月:MMFの取り崩し金で株式を購入。その間金及び金鉱株は底入れし上昇に転じる。

・6月~9月:金鉱株を売却しながら株式を買い進む

・9月頃:株式市場が底入れ、上昇に転じる

当然ただのシナリオなので絵にかいた餅になる可能性はあります。というか、そうなる可能性の方が高いです。大損の可能性もあります。

ただ、現状だとそこまで予想とズレた感じにはなっていません。

傾向としては想定内ですが、想定外なのはその展開の速さです。

株の落ち方、持ち直し方、金の上昇、どれも自分が想定したよりもはるかに速いです。

 

これが上手くいけば、資産を大きく増やす大チャンスです。

こから数か月の鉄火場をともに頑張りましょう。

お互いに無事に生還できることを祈っています!

 

ちなみにブログの方で公開している、「資産形成クエスト」としての米国株投資は、積立投資を実施しています。

ただ、今回の暴落を受けて4月の積立額はいつもの倍の9万円にしました。

積立投資なので本来であれば、その時々において積立額は変えるべきではなく一定にする方が望ましいです。

今回は投資を開始したのが最近であることと、副業の資金が増えてきたこと、自分なりにこの相場は「買い」だと思っているので、一時的に増額をするという判断をしました。

今後も変わることなく積立購入していく予定です。

 

それでは、ご武運を!

●僕が使っている証券会社

僕はプライベートの米国株投資ではマネックス証券、ブログでの投資ではワンタップバイを使用しています。

マネックス証券は以下のメリットから、特に米国株初心者に優しい証券会社だと思っています。

マネックス証券でニーサ口座を開設して米国株投資が王道です。

マネックス証券で米国株投資

ポイント①:業界最低水準の手数料

ポイント②:取り扱い銘柄の豊富さ

ポイント③注文方法取引可能時間(時間外取引)

 

 

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  • この記事を書いた人

カワセミ

都内の某企業でサラリーマンをしているカワセミと申します。 副業で資産形成を目指しています。 公認会計士の資格を持っていますので、そういった視点からもこのブログを作っていけたらと思います。

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