せどりを始めてから、普通にお店に行ってもつい「どれくらい利益出るかな?」とか世の中の見え方が変わってきたカワセミです。
さて、今回はアマゾンで出品する際の値付け(値段設定)のコツについて書きたいと思っています。
今回の記事は中古商品を前提としています。新品はカートを取ったもの勝ちなので差別化できないですからね。
僕が実際に値付けしているコツは大きく分けて2つです。
「最初はかましてじわじわ下げる」「1ページ目を狙う」
これだけです。
僕は価格改定ソフトなど使っていませんが、それでも十分利益が出るように売れています。
1つずつ説明します。
①「最初はかましてじわじわ下げる」
まずはかました値段にしましょう。これで売れたらラッキー!くらいな値段です。
目安にするのはモノレートの12ヶ月の波形です。モノレートは本当に優れもので、良い以上のコンディション、非常に良い以上のコンディション、ほぼ新品のコンディションと、コンディション別の波形を見ること目できます。
ここで、選択するだけです。
その波形と期間ごとの最安値一覧から自分の出したいコンディションが過去12ヶ月でどれくらい高く売れているか推察します。そして1番高いであろう価格で出品します。
実際見てみましょう。
http://mnrate.com/item/aid/4094803920
歌舞伎座さよなら公演 三月大歌舞伎/四月大歌舞伎 (歌舞伎座DVD BOOK)という書籍です。
こちらの商品を「非常に良い」で出品するなら、波形を「非常に良い」以上に選択してで、最安値一覧と見比べます。
12ヶ月波形で見ると1番高いのはこの付近、2018年12月あたりの34000円くらいですね。
次に波形の下の最安値一覧を見ます。
すると12/23日に中古の出品が一つ減り値段も変わっているので、ここで非常に良いコンディションのものが、34,939円で売れたと推察できます。
ほぼ新品の可能性もありますが、雑誌のほぼ新はあてにならないので特に波形は参考にしていません。
新品の欄も見ると丁度新品が切れた時期で、非常高く中古を売り抜けられているようですね。羨ましい!
なので、新品の出品がないもしくは、新品より高くならない限りまずは34,000円くらいで出品です。
もし新品があるなら、非常によいなら、新品の10%から15%引きくらいで出品します。
これで売れたらラッキーなのですが、売れなかった場合には価格をじわじわと下げていきます。
値下げのタイミングは?
これはその人の扱う商材や戦略によって異なります。
毎日更新すべき!という人もいます。
ただ、こうなってくると価格改定ツールが必要ですね。何十個、何百個の商品の価格を毎日改定していてはそればかりに時間がとられてしまいます。
僕の場合は、せどりを始めた当初は「低価格・高利益率・高回転」戦略でしたが、現在は「高価格・高利益額・低回転」戦略に転換しています。
高回転の時には、僕は約1週間毎に価格を見直していて5%〜10%くらいずつ値段を下げていっていました。もちろん、損益分岐点付近にいったら、それを割り込まないように気をつけて下さい。
一番閲覧数が増加する週末に合わせて、金曜日の夜改定することが多かったです。こうすると大体どこかのタイミングで売れてくれます。
現在は低回転でもいいやという戦略なので、価格の見直しもゆっくりです。多少売れるのが遅くても高く売って、大きな利益を上げたいからです。もちろん在庫水準は高くなる点には注意が必要です。
現在の価格改定の頻度は2週間に1度か、3週間に1度くらいの頻度です。
僕は月末及び15日付近の月曜日に価格改定を実施することが多いです。
値下げ幅は変わらず5%~10%くらいずつ下げることが多いです。
②「1ページ目を狙う」
これは特にじわじわと価格を下げていく時に特に意識します。
大体かました値段をつけるとAmazonの販売ページの2ページ目以降に記載されます。
そうすると、お客さんに自分のページを見てもらえる可能性はぐんと減ります。
皆さんも自分が購入するケースを考えたら大体1ページ目しか見ないですよね?
1ページ目と2ページ目には天地の差があるのです。
だから価格をじわじわと下げる時には機械的に5%ではなくて、アマゾンの販売ページも見てさじ加減を加えると売れ行きが全然変わってきますよ!
例えば5%の値下げだとギリギリ2ページ目にいってしまう場合、もう少し値下げすれば1ページ目になるなら僕は迷わずそうします。
逆に5%割り引かなくても1ページ目の後ろの方に載せられるなら、最初のうちは欲張って割引を抑えます。
こんな感じで値付けをしていくと、スムーズに在庫を減らして行くことができます。
もちろん、回転重視、利益重視など戦略により変わってきますが、今回のやり方は特に慣れない始めのうちは参考になると思います。
今回はアマゾンの値段設定について記事を書いてきました。
この記事が何かの参考になれば幸い。それでは!