カワセミです!
いつもは副業に関する記事を多く書いていますが、今回はマイナポイント(マイナポイント事業)に関する記事です。
キャッシュレス還元事業もそうでしたが、こういった国の施策はめちゃくちゃお得なので絶対に利用しておきたいところです。
お金を増やすという意味では、費用対効果は副業以上なので上手く活用したいですね。
マイナポイントとは?マイナポイント事業って何?
急に最近耳にする機会が増えた「マイナポイント」って何?って話なんですが、
マイナポイントというのはマイナンバーカードとキャッシュレス決済(認定事業者のもの)を紐づけて、期間中にキャッシュレス決済を行った人に還元されるポイントのことです。
マイナポイントと言っていますが、我々に実際に還元されるのは各決済事業者の指定しているポイントです。
例えば楽天ポイントやJREポイント、WAONなどになります。
マイナポイント事業というのは、このマイナポイントの還元にかかる事業一体のことで、主幹は総務省です。
マイナポイント事業の目的としては、「消費の活性化」、「マイナンバーカードの普及促進」、「キャッシュレス決済基盤の構築」を目的としています。
2019年10月からの消費税増税による消費の落ち込み対策として、キャッシュレス還元事業が行われてきましたが、それも2020年6月末で終了してしまいました。
キャッシュレス還元事業の後を受ける形で行われているのがマイナポイント事業です。
マイナポイントがもらえる期間は?
マイナポイントがもらえる期間(キャッシュレス決済がポイント還元の対象になる期間)は決まっていて、2020年9月~2021年3月までの7か月の予定です。
この期間のチャージ又はキャッシュレスでの買い物が対象になります。
もらえるポイントの上限は?
マイナポイントの還元率は25%で、上限は一人5,000円が上限です。
つまり20,000円以上を使えば、5,000円分のポイントがもらえるという事です。
気を付けたい点
注意点は3つあります。
①子供も対象になります
まず、すごく重要なポイントなのですが、一人5,000円という事です。
つまり子供も対象になります。
子供でもマイナンバーは持っているため、マイナンバーカードの発行とポイント還元は受けられます。
紐づけるキャッシュレス決済サービスは親のものでかまいません。
申請漏れがないようにしましょう。
②選べる決済サービスはマイナンバー1つにつき1つだけ
これはどういことかというと、例えば僕が自分の楽天カードを決済サービスとしてマイナンバーに紐づけた場合、奥さんや子供のマイナンバーは僕の楽天カードには紐づけられないという事です。
例えば以下のようにマイナンバーごとに決済サービスを変える必要があります。
僕のマイナンバー:僕の楽天カード
奥さんのマイナンバー:奥さんの楽天カード
子供のマイナンバー:僕のSuica(JREポイント)
また、1度紐づけると決済サービスは変更できない点も注意です。
③予算が決まっている
このマイナポイント事業については予算が2,000億円ときまっています。
2000億円÷5,000円=4,000万人
国民全員にはいきわたらない計算です。
予算を使い切った場合には、追加予算は計上されずにポイント還元が終了することが予想されているので早めの対応は必要になります。
ただ、後段の「今やるべきことは?」でも説明しますが、とりあえずは「マイナンバーカードの取得」、「マイナポイントの予約」までは早めにやって、「キャッスレスサービスの選択」はサービス開始直前の8月くらいまで待ってみてもいいんじゃないかと思っています。
予算に到達したか否かは、「マイナポイントの予約」で判断されるため、予約までは早くやった方がいいと思います。
※マイナポイントの予約によりマイキーIDが設定されます。(既に、マイキーIDを設定した方はマイナポイント予約済です)※マイナポイントの予約者数が予算の上限に達した場合には、マイナポイントの予約を締め切る可能性があります。(引用:総務省 マイナポイント公式HP)
マイナポイントの申し込み方法
(画像引用:総務省 マイナポイント事業HP)
マイナポイントを申し込む方法は以下の3ステップです。
この3ステップを経た後に、2020年9月~2021年3月の間にサービスを利用するとポイントが還元されるという仕組みです。
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1マイナンバーカード取得
まずはマイナンバーカードを入手するところからです。
マイナンバーカードの取得は以前からもできましたが、全然浸透していなかったのでまだの人がほとんどじゃないでしょうか。
マイナンバーカードは紙のマイナンバー通知書とは違う、ICチップ入りのカードのことです。
マイナンバーカード発行は、スマホ、パソコン、郵送と様々な方法で行えます。
ただ、交付までに1ヶ月くらいかかるので早めの対応が良いと思います。
取得申請はこちら↓
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2マイナポイントの予約
続いて、マイナポイントの予約です。
予約というのは、マイナンバーカードを専用のアプリで読み取って、マイキーIDを発行することを予約と言っています。
専用アプリのDLやマイナポイントの予約(マイキーIDの発行)方法は公式HPに詳しく乗っています。
総務省マイナポイント事業HP マイナポイントの予約・申込方法
ただ、1つだけ注意点があって、このHPの解説では予約以降の決済サービスの申し込みも一緒に説明されてしまっているんですよね。
つまり、この通りやっていくと最終的な申込まで終わってしまうので、予約まででとどめたい場合には注意が必要です。
HPの「ステップ5」にも書かれていますが、予約までで終わらせたい場合にはここでいったん終了しましょう。
※「マイナポイントの申込」をせずに「マイナポイントの予約(マイキーIDの発行)」のみで完了する場合は「マイキープラットフォームトップへ」をタッチしてトップ画面に戻ってください
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3マイナポイントの申し込み
ステップ2で発行したマイキーIDを自分の決めたキャッシュレスサービスに紐づけます。
紐づけ方は、マイナポイントの公式HPとそれぞれの事業者のHPが参考になります。
総務省 マイナポイント公式HP 対象となるキャッシュレスサービス一覧
このような3ステップですが、再度ざっくり説明してしまうと、マイナンバーカードを発行して、IDを発行して、キャッシュレスサービスに紐づけるという3ステップです。
今やるべきことは?
この記事を書いているのは、2020年7月8日なのでこの時点での判断です。
今やるべきは、先ほどの3ステップのうち、①「マイナンバーカードの取得」、②「マイナポイントの予約(マイキーIDの発行)」までを終わらせてしまう事です。
理由は、先ほども説明した予算の上限が決まっていることです。
4,000万人分なので、そうそう早くつきてしまうことはないと思いますが、追加予算が計上されなければ国民全員分には足りない計算なので、予算の上限到達を判断する「予約」まではなるべく早くやった方がいいと思います。
一方で、決済サービスを決めてマイナポイントを申し込むのはもう少し待って、2020年9月直前でもいいと思っています。
というのも、決済事業者独自の上乗せがまだ各社でそろっていないからです。
総務省が主管しているマイナポイントに合わせて、各社独自にポイントを上乗せする流れが出ています。
例えば、WAONなら2,000円分、Suicaなら1,000円分、メルペイなら2,000円分+総額1億円を抽選で、といった具合です。
なんで各事業者がこんなサービスしてくれるのかと言えば、顧客を囲い込みたいからです。
クレジットカードはちょっと毛色が違いますが、○○ペイとか電子マネーとかって結構似たり寄ったりだけどたくさんの種類がありますよね?
つまり、これらの電子マネーなどがメインストリームでいられるかどうかはどれだけ顧客を囲い込めるかにかかっています。
しかも、電子決済は一度選ばれたら継続して使われやすいというデータもあるので、各社入り口のところの新規顧客の獲得にとても熱心です。
ただ、今はまだ9月のサービス開始を前に、お見合いというか様子見もあって各社の上乗せが出そろっていない状況です。
「もうこの決済サービスに決めている!」
という場合は別ですが、お得に上乗せポイントもゲットしたいという場合はもう少し申し込みは待ってもいいんじゃないかと思います。
今回は、マイナポイントに関する記事でした。
この記事が何かの参考になれば幸い。それでは!