新品おもちゃ→中古雑誌→中古DVDとせどりの範囲を急拡大中のカワセミです。
2019年1月からせどりを始めましたが、現在せどりの種類をガンガン増やしています。
セット本せどりというのは、完結している漫画や小説を全巻セットで販売する方法です。
こんな感じの商品ですね。
メインターゲットは文庫本になりますね。しかもブックオフで108円で売られているものがメインです。
108円棚は通称、単C棚とも呼ばれていて、基本はこの棚から仕入れることになります。
1つのせどりを極めてからという考えもあると思いますが、僕は最初に出来る事をガンガン増やしてオールラウンダーになってから少し範囲を自分に相性の良いものに絞っていこうと思います。
ただ、これをやると資金ショートの危険性は増えるので注意が必要です。
僕なんか1番最初に手を出した新品おもちゃ仕入れで失敗して、今は在庫処理に奮闘していますしね。。
広げた風呂敷畳めるか心配。。
初心者の方にオススメするとしたら断然雑誌せどりです。
今回はセット本せどりを始めましたが、やってみてもやっぱり雑誌せどりがバランスいいと感じています。
先に結論を書くと、セット本せどりは僕と相性悪いです。めっちゃ作業が大変で楽しくないです。全力で仕入れまくってみた結果そう思いました。
ただ、メインにはしなくてもサブでは細々と続けるつもりなので参考にしてみて下さい。
この記事の目次
①セット本せどりを選んだ理由
セット本せどりを始めた理由は、メインにしている雑誌せどりのついでに出来るからです。出来るジャンルを増やしたかったので始めました。
雑誌せどりとDVDせどりをしているので、ブックオフはメインの仕入れ先になります。
その時に出来る事を増やした方が効率がいいですからね。
始めた限りとりあえずは全力でやりたいので、かなり仕入れました。1ヶ月ちょっとで1,000冊くらい仕入れました。しかも、車を使わず!笑
もはや苦行ですよ。キャリーケースとリュックで都内のブックオフを巡ってました。
さて、そんな感じで全力で仕入れた結果、感じたメリットやデメリット、僕の失敗談をどうぞ。
②実際に始めて感じたメリット
・利益率が高い!
セット本せどりの1番のメリットは、利益率が高いことです。利益本を絞れば売上に対する利益率は30%を狙えます。
イメージで言いますと、
1冊108円の本で10冊の完結セットを作ります。これで原価1,080円です。
これを大体2.5倍にから3倍で売りにだします。売値は3,240円とすると手数料諸々と原価を引くと1,000 円くらいの利益になります。
原価:手数料:利益=1:1:1 くらいですね。
・参入障壁は低い!
何せ購入単価は1冊108円からなので参入障壁はすごく低いです。そこまで初期投資なく始める事ができます。
本によってはメルカリやヤフオクでも売れるセットがありますので、とりあえずお試しでやってみたいという人には向いていると思います。
ただ、Amazonで売るならやはり大口出品者の方がいいと思いますのである程度の量を売らないと元を取れません。
③実際に始めて感じたデメリット
・利益額が低い!
利益率は高いのに対して利益額は低いです。
利益率30%くらいでても、元の仕入額が安いので利益は高くて1セット1,000円くらいです。
たくさん稼ぎたい人はその分仕入れて、セット本を作らないといけません。例えば月に3万をセット本で稼ごうと思えば、30,000÷1,000=30セット
1セット10冊とすると300冊
簡単にはセットにできないので沢山の種類のセット本を狙うと、仕入れ量も増えます。
仕入の1/3をセットに出来るとしても、
300×3=900冊
月に900冊を仕入れてようやく3万円です。
気が遠くなります。
・重い!かさばる!場所を取る!
さっきの続きで、月900冊も仕入れとなったらそれはそれは大変な労力です。
特に車がない場合は。
ブックオフをハシゴして必死で本を運ばないといけません。僕もやりましたが、まーー疲れる!
しかも家に帰ってもかさばる、場所をとる!
・後の作業が大変!
セット本は作業の多さもデメリットです。
たぶんせどりの中でも最高クラスに作業に手間がかかります。
シール剥がし→表紙のクリーニング→検品→梱包→写真撮影→出品登録→出品。
やることは雑誌せどりと同じですが、冊数が多いのでめちゃ大変です。
肌感覚では、雑誌の5倍はだるい。
④僕がやった失敗
僕がやらかした失敗は以下のようなものです。
●セット本が揃わない
●同じものを購入する
●想定より販売価格が低い
まず、風呂敷広げすぎて、まーセットを組むのが大変になりました。最初はせっかく仕入れに行くのだからと、利益がでそうなものはなんでもかんでも買ってました。なんかおもちゃ仕入の時と同じく突っ込んでます。
でもセットにして初めて売れるので、揃わない在庫は不良在庫です。
セットを組みやすいものを選んでいかないと後で大変な思いをします。
数巻の抜け巻ならネットで多少高くても買えますが、抜けが多いとどうにもならない。
また、冊数が多くなると、在庫のダブりもでてきました。ちゃんと管理してるつもりでも抜け漏れがあったりして、2つ買うなどしょっちゅうです。これは僕の性格の問題なきもしますが。
あと、想定価格より低くなってしまうことも多いです。需給の関係で値段変動するためですが、結構振り回されました。冊数が多いので価格変更もまあまあ大変です。
⑤セット本せどりを行う上での注意点
上記のメリット・デメリットを踏まえて、僕が考えるセット本せどりを行う上での注意点、それはズバリ、少なすぎず多すぎない巻数の本を選ぶ事です!
8冊から15冊で完結するセットがおすすめです。
8冊以下だと揃えるのは楽ですが手数料が重くのしかかりなかなか利益を取れません。
逆に15冊を超えてくると、手数料負担は減りますが揃えるのが難しいです。
ちなみに僕はこち亀全巻セットに挑みました。バカでしょ?セットは気合で完成させたので、このアホな試みに関しては別記事で。
揃えやすく、利益もとれるというバランスが良いのが8冊から15冊くらいです。
例えばこれなんかいい感じでしたよ。湘南純愛組の文庫コミック15巻セットですね。
http://mnrate.com/item/aid/B003LVY632
ただ、この場合は「良い」以上のコンディションで出品出来るものですね。上記の写真のものは「良い」で4,500円程で売れました。
⑥今後の方針
僕の中ではセット本せどりはメインにはなり得ません。広げた風呂敷を畳むべく、縮小方向です。ただ、やめるわけではなくて、狙う本を絞ってやります。
さっきの湘南純愛組みたいなやつです。
雑誌せどりのサブとしてほどほどに続けたいと思います。
この記事が何かの参考になれば幸い。それでは!