最近仕入れ能力がメキメキ付いてきて、梱包や出荷作業が追いついていないカワセミです。
皆さんはブックオフでDVDやブルーレイ仕入れてますか?
「BOOKOFFのDVDやBlu-rayは難しいからやってない!」
こんな人が多いんじゃないでしょうか。
確かに本と比べると値段は高価だし、ブックレットとか付属品は多そうだし、試しに調べてみても全然利益取れる商品がみつからなーい!っていう気持ちはわかります。
本よりもさらにバリバリに単品管理されてますしね。
でも案外そうでもなくて、コツを抑えて経験値さえ積めばドンドン仕入れられるようになります。
ただ、もちろんBOOKOFFにある全てのDVDを全頭していたのでは時間がいくらあっても足りません。
今回は数あるDVDせどりのノウハウの中でも、BOOKOFFでDVDを仕入れるなら初めから除外すべきもの、反対に調べるべきものをお伝えします。
導入的な内容ですが、調べなくていいものを調べないだけで、仕入の効率はぐっと上がります!
この記事の目次
・BOOKOFFの仕入で除外すべきはネット出品中、ヤフオク出品中の商品
ブックオフで陳列されている、DVDやブルーレイ、CDにはヤフオク!に出品されていて、店舗とネットで併売されているものがあります。これらは初めから対象から除いてしまいましょう。
ネットで売られているものかどうかを見分ける方法は簡単です。
商品の背や単品管理のバーコードシールのそばに「ヤフオク出品中」や「ネット出品中」というタグやシールが張られています。
こんなタグやシールが貼られているものですね。
すべての店舗がヤフオクに出品しているわけではなくて、店舗によりまちまちです。
店舗によってまちまちですが、熱心な店舗だと置いてあるDVDのほとんどがネット出品されてるなんて事もあります。
基本的には値段の高価な商品はヤフオクにも出品して、値段の安い商品は出品していないことが多いですね。
このシールのついている量で、仕入やすさがなんとなくわかったりもします。
・ネット出品されているものを除く理由
ネット出品されているものを除く理由は、このタグやシールが貼られているものは極めて今の時価(Amazon価格)に近い場合が多いからです。
Amazonはイーコマース界の巨人でネット通販で圧倒的な影響力を持っています。そのため、Amazon価格が現在の時価を表していると言えます。
だからBOOKOFFがヤフオクに出品する場合、Amazon価格より少し安くする事が多いんですね。
例えばAmazonで10,000円ならヤフオクで9,000円といったイメージです。
でもなかには大幅に安く出品されるものがあります。Amazonで10,000円だけど、ヤフオクで5,000円みたいなやつです。
ところが開かれたネットの世界ではこんな価格差がある商品はすぐに売れてしまいます。
つまり、BOOKOFFの店舗に残っている、ヤフオク出品中のものは、①Amazonより少しだけ安いもの、②Amazonよりかなり安いけれどあまり人気がないもの、③Amazonより高いもの、の3つがほとんどを占める事になります。
我々が一番欲しいのは、「Amazonよりかなり安くて人気の商品」ですよね。
だからこそ、ネット出品されているものは最初からのぞいて、逆にネット出品されていないものに狙いを絞るんです。
ネット出品されていないって事は、その店舗に見に来た人しか目にしないので、開かれたネットの世界よりも「Amazonよりかなり安くて人気の商品」が残っている可能性が高いという事です。
実はネット出品されているものでも、商品の個別管理シールから情報を入手して、売れそうなものだけを推測してリサーチする方法もあるのですが、特にせどりを初めたばかりの初心者の頃は、ネット出品中のタグのものを除いて、高い商品を片っ端からリサーチするのが効率的です。
そうする事で売れ筋商品もわかりますしね。
・調べるべきは20%off、40%offなどの割引品
初心者のうちでもネット出品品の中で調べた方がいいものがあります。
それは20%offや40%offなど値引きタグやシールがついている商品です。
もちろん、ネット出品中でなくても、値引きタグやシールが貼られていたら調べます。
ブックオフで値引きされているパターンには2つあって、1つ目は普通に値引きされているパターン。これは、長期滞留在庫や不定形の商品に多いです。
もう1つのパターンは訳アリです。盤面にキズありとか、付属品欠品とかですね。
このうち調べた方がいいのは、普通に値引きされているものと訳ありのうち盤面の傷、ケースのヤケ、箱の傷など付属品欠品以外のものです。
上が普通のもの、下が訳ありですね。
DVDやブルーレイなどの映像ソフトジャンルで、付属品が欠品している場合、アマゾンでの出品コンディションは必然的に「可」となります。
中古 – ほぼ新品: 見たところ未使用で完全な状態だが、元のシュリンクラップ包装は開封済みの商品。ケースや箱は元のままのきれいな状態で、汚れや傷が全くない商品。ギフトに適している商品。
中古 – 非常に良い: 使用されているが、非常に良い状態で、再生に問題がなく大切に扱われている商品。映像は最後まで再生することができ、消えている部分があったり、飛んだりしない商品。ケースや解説書に、気にならない程度の傷や汚れがあってもよい。
中古 – 良い: 再生には全く問題ないが、多少の傷や汚れなどがある商品。ビデオ、DVDに出品者による書き込みがあってもよい。
中古 – 可: 再生に問題はないが、目立った傷や汚れがある商品。ケースや箱が破損していたり、なくなっていたりしてもよい。DVDジャケット、ライナーノーツ(解説および日本語訳)、同梱物に書き込みがあったり、それらのすべて、または一部に破損がある商品。出品者は破損について商品情報に詳細を記載する必要がある。ビデオ、DVDに出品者による書き込みがあってもよい
注:
- 特典、ライナーノーツ、歌詞カードなど付属品が紛失している場合は、コンディションを「中古 – 可」に設定し、コンディション詳細の記入欄で紛失しているアイテムを説明してください。
(出典:アマゾンコンディションガイドライン)
一方で、盤面の傷は程度により「良い」で出品できますし、ケースのヤケや箱の傷はその他のディスクや付属品の状態が良ければ十分に「良い」で出品できます。もちろん、説明書きに丁寧に記載することは必須ですが。
「可」と「良い」の差は天と地ほどの差があるため、初心者のうちは付属品欠品のものには手を出さない方がいいと思います。
・いっそのこと仕入れるお店を変えるのもありです
仕入に行って何店舗も回る際には、こういったお店自体を避けてしまうのも手です。
ネット出品されていない店舗の方がはるかに仕入安いですからね。
こういうお店では雑誌とか他のジャンルを仕入れて、DVDやブルーレイは割引のあるものだけにして次のお店に向かった方が最初のうちは効率的に仕入れられると思います。
慣れてくると利益商品が何となくわかってくるので、ネット出品されているお店でも仕入れることは可能です。
さて、今回はBOOKOFFでDVDを仕入れるなら、ネット出品中のものを除いた方がよい理由を中心に書いてきました。
この記事が何かの参考になれば幸い。
それでは!
関連記事