注意
この記事には投資に関する情報が含まれています。
しかし、あくまで個人の意見・考えです。
これらは記録、情報提供を目的としたものであって、投資行動及びその他の行動の勧誘・助言を目的として記載しているものではありません。
各人の行動(投資行動を含む)においては、ご自身の判断と責任において行うようにお願い致します。
カワセミです!
ちょっと前まで、長期積立投資や世界分散投資の波が来て、「コツコツ長期でお金持ちになりましょう」ブームでしたが、最近投資関係のコンテンツの流行りが変わってきたように思います。
書店に置かれている書籍しかり、ネット上のコンテンツしかり、どちらかというと長期→短期に流行りがシフトしてきているように感じます。
ここで、「フワフワなデイトレっぽい投資がもてはやされ始めたら、長期投資家はチャンス到来」だと僕は思っています。
なぜなら、それは相場が暴騰する(バブル相場につながる)サインと考えることもできるからです。
今までコツコツと長期投資してきた人はより報われるんじゃないかと思います。
仮にバブルになってその後暴落したとしても、全戻ししなければバブルで上昇した分がなくなるわけではないですし、ギザギザと波打って右肩上がりしていく相場こそ長期投資の成果が発揮されるパターンだからです。
ただほんとに書店の本のタイトルとかフワッフワなんですけど。笑
「サクサクサクッと10倍株の見つけ方!」
「億り人に俺はなる!ド素人の僕ちゃんでもできるフワフワ簡単デイトレード。」
実際こんな本はないですが、イメージだとこんな感じです。
お菓子作るんじゃないんだから・・・。
こういったコンテンツに関して、初心者が株の勉強をする糸口だったり、入門編として見て楽しむ分にはいいと思います。
わかりやすく用語解説してくれる優良コンテンツもありますしね。
ただし、こういったコンテンツの中にはほんとの駄作もたくさんあるので注意が必要です。
「そうだ!デイトレしよう!」とか、「短期で10倍になる株じゃなきゃ株としてイケてないよね」みたいな余りリスクも考えず誘導しちゃうようなコンテンツもあるので注意が必要だなと思います。
デイトレを完全否定するわけではありませんし、投資法はそれぞれなので優劣の問題ではありません。
ただ、デイトレとか短期トレードのメリットがピッカピカに光って見えるなら、その反対のデメリットも深いので、そこはちゃんと理解してやらないといけないですよという事です。
おそらくこういったコンテンツが増えた要因はコロナショックだと思います。
コロナショックでどーんと相場が大暴落したのを見て参戦してきた初心者が多くいます。
「今が投資のチャンスだ!」
「やっぱり給料だけじゃ不安だから投資も・・」
なんて考える人は増えていると思います。
実際に、証券会社の口座申し込みもすごく増えたとニュースになっていました。
そうしたことから投資初心者が多く参入している、また参入してくることが予想されます。
で、そんな初心者の目を引くコンテンツと言えばさっき言ったような「楽して簡単に誰でもできる系」のコンテンツです。
だから情報を売る人たちはそういった情報にフォーカスしますよね。その方が売れますから。
コロナショックの相場暴落を見て相場に参戦するという、それ自体はすごく健全でいいことだと思います。
ただ、株式投資で一番注意しなきゃいけないのって入り口のところだと僕は思うんですよね。
だからあんまり「エイや!」で適当に投資しちゃうのはどうかと思うわけです。
長期投資を目指そうが、短期の投資にチャレンジしようがそれはその人の自由です。
でもまずは、初心者の投資入門書として勉強がしたい・知識をつけたいと思うなら、僕はこんな本がおすすめです。
指標の見方や目の付け所など、株式投資入門編としてよくまとまっていると思います。
これよりもまだ前段階の、概念の話とか、考え方の話だったらこの2冊とかいいと思います。
お金って何だろう?投資って何だろう?お金持ちになるには?といったことを考えるきっかけになると思います。
最後に注意点ですが、知識をつけていきたい、自分で投資判断をできるようになりたいと思うなら以下の点を意識してみてください。
それは、ちゃんと咀嚼することです。自分で噛んで噛んで自分の考えの一部とすることです。間違ってもいいから。
そうしないと成長は見込めません。
耳障りが良くて気分が良くなるようなどこからともなく入り込んでくる、流動食みたいな情報ばかりじゃなくて、肉も野菜も果物もいろんなものを自分で咀嚼して自分の体を作っていくのと同じです。
流動食ばっかり流し込んでいたら体弱くなっちゃうでしょ?
投資に正解はありませんし、終わりもありません。
だからこそ面白いと思っています。
れでは、ご武運を!
●僕が使っている証券会社
僕はプライベートの米国株投資ではマネックス証券、ブログでの投資ではワンタップバイを使用しています。
マネックス証券は以下のメリットから、特に米国株初心者に優しい証券会社だと思っています。
マネックス証券でニーサ口座を開設して米国株投資が王道です。
マネックス証券で米国株投資
ポイント①:業界最低水準の手数料
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