副業でせどりを開始してから9ヶ月経ったカワセミです。
先月ついに月利10万円を突破して、当月も引き続き10万円を超えました!
前回の月次報告記事はこちらです。
歩みは遅いですが、誰からのコーチングもコンサルもセミナーも受けず、無料の情報だけで完全独学でここまで来ることが出来ました。
そういった意味では、このブログはこれからせどりにチャレンジしたいと思っている人たちには参考になるかなと思います。
このブログには僕の失敗談もたくさん書いているので、新しくせどりに挑戦したい人はそういった失敗は避けていってくださいね。そうすればもっと効率がいいと思います。
先月から挑んでいたクエストは以下の通りです。
●クエスト14「時給2,500円の突破!」
●クエスト15「セグメント分析による現状の把握」
今回はその結果を中心に書いていこうと思います。
この記事の目次
①今回のクエスト一覧
・クエスト14「時給2,500円の突破!」
発注時期 | 2019年9月 |
期限 | 2019年10月 |
結果 | 成功! |
前月の105,350円に続いて、今月は119,698円の利益を上げることが出来ました。
過去最高益も併せて更新です!過去3か月くらいにわたって種をまいてきたものが結実しています。
今回の時給は2,919円でした。
119,698円÷43時間=2,919円
今月は前月以上に仕入に時間をかけたのですが、前月よりも仕入れることが出来ずに、それに引っ張られて検品や出品などの間接作業の時間が減りました。前月の仕入時間は20時間でした。
①仕入 | 24時間 |
②検品・梱包・発送 | 9時間 |
③出品・台帳記入・仕訳 | 8時間 |
合計 | 41時間 |
時給は2,919円と大幅アップでクエストクリアです!
ただ、「販売」という副業の性質上、物を仕入れてから実際に売れるまでに数か月の時間がかかります。その時間は戦略や扱う商品により全然違いますが、僕の場合で言えば一か月間で仕入れた商品が全部売れるには5,6か月かかる計算になります。
つまり、過去に「仕入」を頑張った結果が今月の利益として現れてくるもので、今月の頑張りがダイレクトに今月の利益や時給に反映されない点には注意が必要です。
もちろん効率の良い仕入れや間接作業をすれば「時間」が短縮され、結果として時給は上がることになります。
また「販売戦略」によってもその月の売れ行きは変わってくるのでこちらも結果として利益、時給に影響します。アマゾン、メルカリ、ヤフオクのどの販路を選択するのか?値下げのタイミングはどうするのか?といったことです。
このように、「利益」や「時給」を上げるためには、「仕入」「時間」「販売戦略」の3つの要素が重要になってきます。
つまり、毎月コンスタントに「仕入」を行い、仕入時間や間接作業時間といった「時間」を可能な限り効率化し、仕入れた商品を適切な販路と値引き戦略で販売していくという「販売戦略」の選択の3つが上手くはまった時に、利益や時給は最大化されることになります。
そういった意味では、今回時給は目標を超えましたが、仕入や間接作業時間を効率できたわけではなく、過去の貯金で超えた感も否めないのでそこは反省点です。
ただ、一方で販路の選択や値引き戦略はうまくはまったかなと思います。高利益・高回転で利益を取れそうなものはヤフオクで利益を最大限とって、一方で利益が薄そうでAmazonで売ってしまうとほぼ利益が出ないであろうものもヤフオクで上手く捌いて利益確保をすることが出来ました。
AmazonのFBAに納品したのは中間層のものですね。販売サイトが長くなりそうなものや、中利益商品などです。アマゾンはイーコマースの巨人なので、一番顧客の目には留まります。そのため、ちょっと売れにくいものや、一番件数の多い中利益商品なんかをバンバン納品して、あとは出荷はお任せするというスタイルが効率的だと思っています。
今回メルカリは完全に空気になってましたね。あんまり販路として使わなかったです。
これらの詳しい情報は、次の「クエスト15」のところでセグメント分析をしているので参考にしてみてください。
今回の特に印象深かった仕入を上げると、断然「うちのタマ知りませんか? 20周年プレミアムDVD-BOX 」でしたね。
モノレートのリンクもくっつけておきます。
こちらは38,690円で仕入、63,270円で販売、利益12,290円、利益率19%くらいです。仕入先はブックオフです。
販売期間は1か月で売れています。即売れですね。
この商品をピックアップしたのはブックオフでDVD・Blu-ray・CDのせどりをするなら、まずチェックすべき「場所」にチェックすべき「値引き」で置かれていた商品だったからです。そんな代表的な商品なので、僕はこの商品を入店してから見つけるのにかかった時間は3分くらいです。
順番に説明していきます。
まずあった場所ですが、DVDやBlu-rayコーナーの棚の横に作られた「特売コーナー」です。
こういった特設カートが出来ているところです。
エスカレーターを上がったところや、レジ前、DVDやCDなどコーナー横などとにかく目立つ位置にあるのですぐに見つかるかと思います。棚ではなく、カートに商品が並べられていたり、山積みされています。
今度写真を忘れなかったら改めて画像もアップしようと思います。ただ、どのブックオフにもあるわけではなくて比較的規模の大きなブックオフに多いです。ブックオフスーパーバザール(BOOKOFF SUPER BAZAAR)や大型店に多い印象です。
中型店、小型店でもあるところもありますが、常設ではなくて在庫が多くなったら特売をするという感じでしょうか。一方で大型店は商品が持ち込まれる量が多いためバンバン特売をしています。ほぼ常設と言っていいくらい特売をしているのは、僕が知っている限りでは大型店に多いです。
そして、特売コーナーでは通常価格の20%や50%、1,000円ポッキリなど「値引き」がされていることが多いです。
こんなタグやシールが貼られているのですぐに値引きされていることは判断できます。
さて、今回取り上げた「うちのタマ知りませんか?」に戻って、この商品の特徴は「規格外」という事です。
写真見ていただければわかる通り、ボックス商品で通常のDVDケースではありません。おまけに付属の貯金箱までついているのでかなり大きなサイズです。通常のDVDの10本以上のスペースを取ります。
前にもこのブログの中で触れましたが、規格外の商品は値引きが入りやすいです。
なぜって、「邪魔だから」です。
普通のDVDやCDの棚には陳列できない。→即売れするならまだいいけれど、そこまで回転も高くない。→価格も高いから売れにくい。→次から次に商品が入ってくるので不定形の商品置き場における数も限られる。→よし!値引きしてでも早く売ってしまえ!
という事です。
「利益が出る商品ならもったいないから売れるまで取っておけばいいじゃん?」
そう思われるかもしれませんが、売れない在庫はコストでしかありません。店舗商売の場合は特にそうです。
テナント料、人件費がコンスタントに発生します。それは在庫1つ当たりでみれば、幅をとる大きな在庫の方がより多く発生している計算になります。さらに、その売れない在庫を陳列しておくことで、他の高回転商品が売れないことの機会損失も考えると、できるだけ早く在庫を処分したいと考えるのが店舗商売の性ですね。
だからこそ、そこに値引きの余地が生まれるという事です。
・クエスト15「セグメント分析による現状の把握」
発注時期 | 2019年9月 |
期限 | 2019年10月 |
結果 | 成功! |
このクエストはやるか、やらないかだけなので頑張ってやってみました。笑
今回はいつも行っている財務諸表分析に合わせてセグメントの分析もやってみました。
セグメントと難しそうに書いていますが、要は売上や売上原価、利益をいろんな構成要素からいろんな角度で見てみましょうってことです。
今後の参考にしてみます。適当に決めたクエストですが、やってみたら思いのほかいろいろわかってよかったです。
詳しくは、下記「③財務諸表分析」で合わせてやっているので、そちらをご参照ください。
②過去のクエスト一覧
ここでは過去のクエスト結果を一覧にしています。
●クエスト1 | 「3月までの約2ヶ月での黒字化!」 |
発注時期 | 2019年1月 |
期限 | 2019年3月 |
結果 | 失敗↓ |
●クエスト2 | クエスト2「新ジャンルのDVDせどりで月間利益1万円を達成する」 |
発注時期 | 2019年3月 |
期限 | 2019年4月 |
結果 | 成功! |
●クエスト3 | クエスト3「純利益(月収)25,000円突破!」 |
発注時期 | 2019年3月 |
期限 | 2019年4月 |
結果 | 成功! |
●クエスト4 | クエスト4「時給350円突破!」 |
発注時期 | 2019年3月 |
期限 | 2019年4月 |
結果 | 成功! |
●クエスト5 | クエスト5「DVDせどりで月間売上3万円を達成する」 |
発注時期 | 2019年4月 |
期限 | 2019年5月 |
結果 | 失敗↓ |
●クエスト6 | クエスト6「純利益(月収)50,000円の突破!」 |
発注時期 | 2019年4月 |
期限 | 2019年5月 |
結果 | 成功! |
●クエスト7 | クエスト7「時給2,000円突破!」 |
発注時期 | 2019年4月 |
期限 | 2019年5月 |
結果 | 失敗↓ |
●クエスト8 | クエスト8「仕入金額20万円以上の継続」 |
発注時期 | 2019年5月 |
期限 | 2019年6月 |
結果 | 失敗↓ |
●クエスト9 | クエスト9「純利益(月収)50,000円超の維持」 |
発注時期 | 2019年5月 |
期限 | 2019年6月 |
結果 | 成功! |
●クエスト10 | クエスト10「仕入金額20万円以上」 |
発注時期 | 2019年7月 |
期限 | 2019年8月 |
結果 | 成功! |
●クエスト11 | クエスト11「アマゾン売上割合の増加。目標50%超。」 |
発注時期 | 2019年7月 |
期限 | 2019年8月 |
結果 | 成功! |
●クエスト12 | クエスト12「時給2,000円突破!Part2!」 |
発注時期 | 2019年8月 |
期限 | 2019年9月 |
結果 | 成功! |
●クエスト13 | クエスト13「利益10万円の突破!」 |
発注時期 | 2019年9月 |
期限 | 2019年10月 |
結果 | 成功! |
③財務諸表分析
ここでは、簡便的な財務諸表を作って現在の状況を公開したいと思います。今の財産の状態を表すBSと損益の状態を表す(成績表の意味を持つ)PLを作ります。BSというのはバランスシート(balance sheet)、PLというのはプロフィット&ロスステートメント(profit&loss statement)の略です。日本語だと貸借対照表と損益計算書といいます。
今回はセグメント分析も併せて行います。
いつもはやっていないですが、販売手数料を売上から外出ししたPLも作ってみました。いつも販売手数料を売上から引いたネットの売上しかだしていないのは、アマゾンやメルカリ、ヤフオクの各販売レポートが販売手数料控除後になっていて手間がかからないからです。
利益はもちろん変わらないのでどっちでもいいんですが、たまに販売手数料を除いたグロスの売上も見てみると規模がわかっていいですね。
利益は119,698円と今月も過去最高を更新です!2か月連続で10万円も超えることが出来ました!
ただ、今回は利益率が落ちていますねー。販売手数料を控除したほうで31%、控除していないグロスの方で21%ですかー。グロスの方で25%くらいが目標なのでちょっと低いですね。ちょっと値引きをして売り急いでしまったのかもしれません。Cashが早くほしいという願望が結果に表れていますね。笑
BSの方はCash随分と改善されました。前回はマイナス296,028円とかなりの借金を家計からしてしまいましたが、今月で随分返済できました。借入金の完済まであとちょっと、来月にはプラスになると思います。今月と同水準の売上を上がられたらですが。
次はクエスト15の「セグメント分析」ですね。
販路別、仕入先別、商品種別の3つの視点で分析してみました。
如実に数字に出ていますね、面白い。頭ではわかっているつもりでしたがやっぱり視覚化するといろいろ見えていいですね。今後の戦略に活かします。
では順番に見ていきます。
まずは、販路別からです。
【販路別】
やっぱり売上ではアマゾンが占める割合がダントツですね。FBAを使っているので、基本的にアマゾンに納品してできるだけ手間を削減しようとしています。
ただ、高利益・高回転で利益を取れそうなものはヤフオクで利益を最大限とって、一方で利益が薄そうでAmazonで売ってしまうとほぼ利益が出ないであろうものもヤフオクで販売しています。
AmazonのFBAに納品したのは中間層のものですね。販売サイトが長くなりそうなものや、中利益商品などです。アマゾンはイーコマースの巨人なので、一番顧客の目には留まります。そのため、ちょっと売れにくいものや、一番件数の多い中利益商品なんかをバンバン納品して、あとは出荷はお任せするというスタイルが効率的だと思っています。
この点が利益率によく出ています。アマゾンの利益率は26%しかないのに対して、ヤフオクでは63%と非常に高い利益率を記録しています。
今回メルカリは完全に空気になってましたね。あんまり販路として使わなかったです。スマホケースとか細々したものを捌いて終わりました。正直メルカリの魅力が最近薄れつつあるので、販路として何か活かせる方法がないか模索していこうと思います。
【仕入先別】
原価でみるとブックオフがやはり一番大きいですね。つまり、仕入の金額としてはブックオフが一番という事になります。ただ、僕のメインの仕入先の1つであるリサイクルショップも検討しています。個数はブックオフよりも少ないですが、1つ1つの利益が大きいです。
リサイクルショップは仕入先としておすすめですよ。値付けがブックオフよりもかなりいい加減なので、高いものもありますが、なんでこんなに安いの?というものも見かけます。高利益商品が見つかることが多いです。
セグメント分析でもそれは表れていますね。原価はブックオフより低いのに、利益額はブックオフよりも高くなっています。
リサイクルショップは「ハードオフ」「セカンドストリート」や「倉庫生活館」「トレジャーファクトリー」「個人店」などたくさんありますが、店舗数でいえばブックオフの方が圧倒的です。僕は休日に仕入に行くときには、大体ブックオフ2、3件リサイクルショップ1件くらいのセットで回っています。
車を持っていない僕でもかなり仕入れられているので、リサイクルショップせどりは本当におすすめです。車があるならもっと大型の、たとえばテレビなんか利益が出る商品が多いので、もっと仕入れられると思います。
【商品種別】
これは結構思った通りでしたね。
利益ベースでみれば雑誌と映像ソフトが大体半々かなと思っていたら、まさにそんな感じでした。そして、利益率でみるとやはり雑誌がダントツです。回転も雑誌の方が早いと思います。
やっぱり、初心者が最初に始めるジャンルとして「中古雑誌」は優れたジャンルだと思います。ただ、雑誌といってもブックオフでの雑誌のジャンルでいうと、文庫や新書以外の「その他もろもろ」みたいな扱いなので、ペラペラのいわゆる雑誌いがいの、写真集、図鑑、専門書、美術書なども含まれての雑誌です。
「その他」の仕入先は、町の古本屋やCDショップなんかですね。
④次回のクエスト
次回2019年10月のクエストは次の1つにしました。
クエスト16「時給3,000円の突破!」
ここのところいい感じで時給も上がってきたので、一気に3,000円を突破出来たらうれしいです。
さて、今回も成果の公開記事でした。
この記事が何かの参考になれば幸い。それでは!
次回の月次報告記事はこちら。